子こどもたちは　　「未み来らいの宝たから」である。

　かけがえのない　「地ち球きゅうの財ざい産さん」である。

　その貴き重ちょうな生せい命めいを守まもることは、　人じん類るいの未来を　守ることにつながる。

　　
　未み来らい部ぶの皆みなさんにとって、　学まなぶことは、　かけがえのない権けん利りだ。　特とっ権けんである。

　勉べん強きょうをすれば、　自じ分ぶんの視し野やが広ひろがる。　活かつ躍やくの舞ぶ台たいが大おおきくなる。
　

今いままで見みえなかった世せ界かいが、　はっきりと　見えてくるようになる。
　

大おお空ぞらから大だい地ちを見み渡わたす「翼つばさ」を　手てに入いれるようなものだ。

　ゆえに、　今は大いに学んでもらいたい。
　　
　決けつ意いした通とおりに　勉強できる場ば合あいもある。　できない場合も　多おおいかもしれない。

　調ちょう子しがいい時ときも、　悪わるい時もある。

　しかし、　どんな時も、へこたれないで、　「また頑がん張ばろう」と決意する。

　あきらめない。　その人ひとが最さい後ごには伸のびていく。
　　
　栄えい養ようを与あたえるほど、　木きは大きく育そだつ。

　同おなじように、　魂たましいにも「滋じ養よう」を　与えることである。

　そのためには読どく書しょである。

　十じゅう代だい、二に十じゅう代だいに読よんだ本ほんは　一いっ生しょうの財産となる。

　　
　皆さん方がたのお父とうさん、お母かあさんは、　偉い大だいな民みん衆しゅうの歴れき史しを　切きり開ひらいている。

　そして後こう継けいの皆さんは、　若わかき正せい義ぎの英えい雄ゆうなのである。

　世せ界かい広こう布ふの先せん頭とうを走はしる、　若わかき後継の未来部を、　皆で応おう援えんしよう！

　皆さん方の成せい長ちょうを、　世界が待まっている。

　勉べん学がく第だい一いちを、　そして　親おや孝こう行こうを頼たのみます。